東北化学同窓会会員の皆様へ 平成15年12月
本部幹事 清水 透
同窓会員の皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
昨年は、化学教室にとっておめでたいことがありました。東北大学理学部化学科および大学院理学研究科化学専攻は当然ながら、21世紀COEプログラム(トップ30)に選ばれ、化学教室が世界の化学の中で中心的かつ先導的な役割をはたしていることが公に認められました。新聞などでも皆様ご承知のように化学教室からの研究成果は、Nature, Scienceなど科学のトップジャーナルにもどんどん論文が発表されております。これも、同窓生の皆様のこれまでのたゆみない努力の積み重ねの結果であると思います。21世紀COEプログラムについては、代表者の山本嘉則先生に寄稿頂いております。又、櫻井英樹名誉教授(特別会員)が勲二等を、宇野原信行様が勲三等の栄誉を授けられました。櫻井先生、宇野原様、及び学会より受賞された方々からご寄稿を頂いております。御退官された藤井義明先生と新任の宇田聡教授、米田忠弘教授より寄稿を頂いております。学生が各種の賞を受賞する場合も増えてますので、学生受賞の項を新しく設けました。
今年は、東北化学同窓会の装いを21世紀に向けて新しくすることをお知らせします。以下の4つの変更をお知らせ致します。
1.総会は今後3年に1回仙台で開催する。
2.東北化学同窓会会則(平成9年4月1日改正施行)
「第9条 本会は、毎年1回総会を開く。また、毎年1回会報を発行する。」
を
『第9条、本会は、原則として3年に1回総会を開く。また、毎年1回会報を発行する。』 に改正する。
3.東北化学同窓会報をホームページにする。
4.東北化学同窓会名簿の発行は3年に1回にする。
その理由は以下のためです。
(1)運営費用について:1。会員全体の55%が会費未納である。卒業後5年以降では、会費の再納入が極端に減少する。膨大な労力、時間と経費を掛けて、会費の納入の再請求をしても、ほとんど支払われない。又、新入会員についても、入会の辞退が毎年増加している。2。今後、広告収入や寄付の著しい減少が予想される。3。平成14年度は約20万円の赤字であった。
(2)同窓会報について:1。会報の作成、印刷、発送の費用が支出の約50%に達する。2。印刷原稿でなくて、電子的な会報を多くの会員から要求されている。
(3)総会について:1。ここ何年も、幹事を除いて、5-6人以下の参加者しかいない。学年単位や研究室単位の同窓会が優先されるため、これ以上の参加者の増加は今後期待できない。2。総会のあり方について会員約3600人にアンケート調査した。回答は79通のみであった。そのうち、「これから参加したいという希望」は回答の内44%、総会の開催地については、「仙台での開催の希望」が回答の内44%、開催回数については、「2、3年に1度を希望」が、回答の内70%であった。(この結果は、平成13年11月会報に掲載済み。)
このような多くの困難な問題についてすぐに簡単に解決できるとは思えませんでした。そこで、東北化学同窓会で大変にお世話になっている数人の方々に直接ご意見を伺いました。又、昨年度と今年度の幹事で相談致しました。その結果、上記の4つの変更を平成15年度の総会で提案し、承認を得ました。
以上の承認されたことについて、今年度の幹事がさらに何度か相談した結果、東北化学同窓会名簿もCDのような電子的な媒体にすることになりました。又、会費を支払って頂いている方にのみ、同窓会名簿をお送りすることになりました。
このような抜本的な改正により、東北化学同窓会は、21世紀に向けてさらに飛躍することになります。化学教室の現在、同窓会員の今、職場便り、研究所便り、同窓会名簿などは今まで以上に充実させます。同窓生の皆様からの原稿をいつでも受け付けます。又、是非スナップ写真などもお送り下さい。21世紀に向けた明るい楽しいホームページを作成します。
東北化学同窓会の会員の皆様には諸般の事情を何卒宜しくご理解頂きたくお願い申し上げます。
同窓会のホームページアドレスは東北大学理学部化学教室の中にあります。是非、御覧下さい。
アドレス:http://www.chem.tohoku.ac.jp/alumni/index.html
会費納入が同窓会名簿を手に入れる必要条件です。同封の振り込み用紙をご利用下さい。
東北化学同窓会が益々発展するように、同窓生の皆々様には、さらなるご支援とご協力をお願い申し上げます。
同窓会からのお願い
(1)同窓会費について
東北化学同窓会は皆様の会費によって運営されております。会費は5年ごとに、5,000円です。会費納入期間は、学部卒業時に入会された方は卒業後45年間、修士(博士前期)課程および博士(博士後期)課程修了後に入会された方は、それぞれ修了後43年間および40年間です。なお、昭和37年以前に卒業された方は会費を完納されています。長期の御協力に感謝申し上げます。
(2)卒業・修了年について
1.学部卒業の方および卒業後大学院に進まれた方:同窓会入会は全て学部卒業時ですので、大学院に進まれた方も、学部卒業年に基づいて会費を納入して下さい。
2.他大学から大学院修士(博士前期)課程に入学された方:同窓会入会は修士(博士前期)課程修了時ですので、さらに博士(博士後期)課程に進学された方も、修士(博士前期)課程修了年に基づいて会費を納入して下さい。
3.他大学から大学院博士(博士後期)課程に入学された方:博士(博士後期)課程修了年に基づいて会費を納入して下さい。
(3)同窓会費納入のお願い
依然、未納の方が 1/4 ほどあり、基金を取り崩した運営が続いております。何卒本会の会計事情をご賢察の上、会費納入に御協力を承りますようお願い申し上げます。今回の会費は平成16年4月〜21年3月の5年分5,000円です。また、特別会員の皆様にも正会員に準じた会費の納入をお願い致します。納入はできるだけ平成15年12月から平成16年6月迄にお願いいたします。その後も随時受付いたします。
*PDF形式です。閲覧にはAdobe Readerが必要です。
(4)会費未納の方へ
平成14年度までの会費に未納分がある方は、大変恐縮に存じますが、12月に同窓会からお送りするお知らせの封筒の宛先ラベル下部に未納期数を記載させていただきました。1期分(5年分)につき5,000円の納入をお願い申し上げます。なお、2期以上の未納分に関しましては、とりあえず1期分(5,000円)をお納めいただきましても結構です。
(5)ご寄付のお願い
本同窓会では、皆様からのご寄付を募っております。個人だけでなく、記念行事・クラス会の折にもご勘案頂ければ幸いです。皆様からの御支援をよろしくお願い申し上げます。
(6)納入方法
会費およびご寄付の振り込みには同窓会からのお知らせに同封の振込取扱票をご利用下さい。会費納入に関してご不明な点やご要望がございましたら、東北化学同窓会本部までお問い合わせ下さい。
連絡先:980-8578 仙台市青葉区荒巻字青葉
東北大学理学部化学教室内 東北化学同窓会
電話&FAX:022-711-8907
E-mail:dosokai@org.chem.tohoku.ac.jp
郵便振替口座:名義人 東北化学同窓会 口座番号 02250-9-6773